さつまいもを使った「せんだご汁」
調理時間 :
■ 説明文
天草町では、戦前からさつまいもがほとんどの家庭で栽培され、大変貴重な食べ物でした。さつまいもは色々な加工品がありますが、天草町では「せんだご汁」が郷土料理として継承されています。寒い時期に旬の野菜を豊富に使って煮込んだせんだご汁は、心身ともにポカポカになり、子どもから高齢者までとても人気があります。
■ 使用する食材
材料 : 4人分
さつまいも・さつまいもでんぷん | 各100g |
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煮干 | 適宜 |
水 | 4カップ |
大根・白菜 | 各80g |
にんじん | 40g |
ごぼう・鶏もも肉 | 各60g |
干ししいたけ | 2枚 |
かまぼこ | 30g |
油揚げ | 小1枚 |
小ねぎ | 10g |
薄口しょうゆ | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
■ 料理手順
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Step.1
さつまいもは皮をむき、ひたひたの水を加えてゆでる。やわらかくなったらゆで汁をきり(捨てずに取り置く)、熱いうちにつぶし、でんぷんを加える。ゆで汁でかたさを調節し、耳たぶくらいの固さによくこねて、棒状にまとめる。
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Step.2
大根、にんじんはいちょう切り、白菜は3cm幅のざく切りにする。ごぼうはささがきにして水にさらす。戻した干ししいたけとかまぼこは薄く切り、ねぎは小口切りにする。鶏もも肉は細かく切り、油揚げは熱湯をかけて短冊切りにする。
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Step.3
煮干でだしをとり、白菜以外の野菜を加える。煮立ったら鶏肉、かまぼこ、油揚げを加えて調味する。
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Step.4
野菜が煮えたらStep01の団子を1cm幅に切って加える。団子が透き通ってきたら白菜を加えてひと煮し、火を止める。
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Step.5
盛り付けて小ねぎを乗せる。
レシピ紹介者のご紹介
紹介者名 : 天草市食生活改善推進員協議会
食生活改善推進員は、「食生活を改善する人」を意味し、豊かな感性と知性と経験が一人ひとりの力となり、結集され“私達の健康は私達の手で”をスローガンに、全国で食を通した健康づくりのボランティアとして活動を行っています。
天草市食生活改善推進員協議会では、地域ごとの分会で食育教育や男性のための料理教室、高齢者の食生活を見直すための講話や調理実習など、様々な活動を行っています。